2010年1月28日木曜日

第59期王将戦第2局 栃木県大田原市で始まる

羽生善治王将に久保利明棋王が挑戦する第59期王将戦は第1局を先手の久保棋王が快勝。第2局は後手の久保棋王が得意の中飛車を採用。

下図は、後手の久保棋王が40手目5三同角と銀を捕ったところ。ここで羽生王将の封じ手となった。チェスの世界選手権でも封じ手が採用されていた時期があるが、元々1日制を基本としていたチェスでは、封じ手の段階は重要な局面であることが多く、コンピュータが強くなった現在では封じ手は採用されていない。将棋のソフトもかなり強くなっている(よく終盤とか詰将棋のような指し手の狭い局面が強いといわれているが、手の広い局面でも、局面によっては、プロを上回っているような気がする)ので、そのうち2日制はチェス同様廃止されるような気がする。


この局面では、5三桂成りか5三桂成らずだと思うが、同飛車のあとの手は結構悩む。2四飛車か7七角だと思うが、それは明日のお楽しみ。

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