2009年12月29日火曜日

12月27日 松戸イヤーエンドトーナメントは1勝3敗

悲惨な成績でした。レイティングは拮抗していましたので、2敗は覚悟していましたが、3敗とは。私に勝った相手にささやかなプレゼント(自費で購入した会社のカレンダー)を用意していましたが、3局終了して売り切れ。4局目で私に勝った三村さんには差し上げることができませんでした。申し訳ないです。

1局目、相手は女性Fide Masterの内田成美さん。私の白でGrob's Attack(1.g4?! e5 2.Bg2 d5 3.h3 c6 4.d4 e4 5.c4 Bd6 6.Nc3 Ne7 7.Bg5 f6 8.Bd2 0-0 9.Qb3 Kh8)。内田さんとは今年のチーム選手権でも対戦しその時は10.e3と指しましたが、今回は温めていた手10.0-0-0を採用しました。実は、白の10手目の最善手はよくわかりません。今年のジャパン・オープンでは真鍋さん相手に10.Rc1を指しています。前回、内田さんとのゲームは私の完敗のはずでしたが、内田さんにブランダーが出て大逆転勝ちを収めました。今回は、終始うまく指せたというか内田さんが力を発揮せず私の快勝となりました。

2局目はチェス通信でお馴染みの神田大吾さん。私の黒でBudapestのRubinstein Variation(1.d4 Nf6 2.c4 e5!? 3.dxe5 Ng4 4.Bf4!? g5!? 5.Bd2!?)。7手目に私に錯覚のブランダーが出てナイトのピースダウン。最善を指せば少しはチャンスのあるゲームになったと思いますが、単なるピースダウンになり完敗でした。

3局目は高級鞄の会社にお勤めの北野亨さん。私の白でGrob's Attack(1.g4 e6 2.d4 Be7 3.Nf3 Nf6 4.g5?! Ne4 5.h4?! b6 6.d5? Bb7? 7.Qd4! Bxd5 8.Qxg7 Rf8 9.Qxh7 Bc5 10.e3?)の乱戦になりました。10.Rh2と指すべきでした。最善を指せばもう少しチャンスのあるゲームになったと思われますが、最後は酷い負け方でした。

4局目は東北大学の三村健介さん。私の黒でSicilianのNajdorf Variation(1.e4 c5 2.Nf3 d6 3.d4 cxd4 4.Nxd4 Nf6 5.Nc3 a6 6.Bg5 e6 7.f4 Qb6 8.Nb3!?)。久しぶりのNajdorfです。兎に角変化が膨大ですが、研究不足でした。大分勝勢で勝たねばいけないゲームでしたが、形勢が怪しくなり最後は私にブランダーが出て負けました。

いつもスムーズな運営をされる田畑さん、対局して頂いた皆様有難うございます。詳細は別途アップしたいと思います。

1月10日~11日の松戸チェスクラブクラブ選手権では、もう少しまともなゲームが指せるようにしたいと思います。

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