2010年9月4日土曜日

茂木 健一郎氏講演「脳と学び」 #shogi #chess #todacity

今日は戸田市文化会館大ホールで戸田市民大学公開講座を受講した。テーマは脳科学者 茂木健一郎氏による「脳と学び」。11時〜12時30分迄。開始10分前位に会場に着いたらほぼ満席。定員1200名余りの会場なので、1100名は超えていたかもしれない。運良く中央付近の席が空いていたので、其処に鎮座した。4時間位しか寝ていないので、寝ないように注意しよう⁉ と心に誓った。神保市長(学長)の挨拶、学長と副学長の紹介のあと、茂木氏の講演がスタートした。講演中は、出来るだけリアルタイムにツイッターで投稿をした。それをベースにキーワードを纏めたい。

●若いから学べるのでは無く学んでいる人は若い。今日来ている人は、其れだけで若い。

●昨日の高校生のクイズ選手権の話に触れる。問題のイントロ部分だけで正解した例の話。「窓際のトットちゃん」等。

●将棋の羽生善治名人の話。羽生名人は車の免許を持っていない。運転中、将棋の事を考えると危ないから。(注:携帯電話も持っていないと羽生名人自身が言った事が有るが、過去一度も持っていなかったのか、最近は持っているのかは不明)

●チェスの元世界チャンピオンのカスパロフがIBM社のスーパーコンピュータのディープブルーに負けた話。羽生さんによるとコンピュータ将棋に勝てる人は日本人に300人位しかいない。(注:最近のコンピュータ将棋の実力からすると、150人もいないのではないかと思う。)

●頭の良い人は、人の心が分かりコミュニケーション能力の高い人。

●孔子と弟子の喪に関するエピソード。

●ケインズの美人投票の理論。男は、皆んなが美人だと思う人を自分も欲する傾向にある。

●男は、他人からどう見られているかを潔よしとしない。

●思った事を垂れ流しする人はおばさん。

●自分の欠点をユーモアを持って笑いにできる人はもてる。若手お笑い芸人がモテる理由

●白洲次郎の話。 http://bit.ly/bJutqK

●自分の為では無く他人の為にする事は自分の為にする事と同じ。

●中曽根康弘元首相は細々とした事を全部自分でやる。こういう事は認知症予防には非常に良い。

●どんな小さな事でも工夫する事。人を鏡にして自分を磨く事、人の心が分かる事が大事。

●夏目漱石の「坊っちゃん」の赤シャツのモデルは夏目漱石自身。

●小林秀雄のCD(新潮社)はお勧め。本は難しいが、話は分かりやすい。

●ポアンカレ予想、ペレルマン博士の話

●偶有性の話。

眠らせてくれない楽しく素晴らしい講演だった。







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