2010年4月25日日曜日
2010年4月10日土曜日
第68期名人戦七番勝負第1局 三浦八段-羽生名人戦を振り返る
4月8日~9日の2日間に亘り、東京都文京区・椿山荘で行われた掲題の対局は、後手の羽生善治名人の先勝となりました。羽生名人の逆転勝ちと言われていますが、どうすれば三浦弘行八段の勝ちになるのか具体的にはわからない程難解なゲームだったと思います。
そこで、愛用している将棋ソフト「激指9」を活用して、三浦八段の勝つ手順を見つけることを試みました。最善の手順かどうかの判断は難しいですが、参考として提示したいと思います。
上図は、羽生名人が82手目、3八桂成と指した局面です。これに対し、三浦八段は、3四桂と指したのですが、この手が敗着となったようです。ここでは、以下の手順により三浦八段が勝ちになります。
▲4二銀成△同 金▲同成香△同 玉▲3四桂△3二玉▲4二金△2三玉▲2二桂成△同 玉▲2三歩△同 玉▲3二銀△1二玉▲3五角成△4九飛成▲5六玉△4五金▲同馬引△同 龍▲同 馬△同 桂▲2三金△同 龍▲同銀成△同 玉▲2四歩△同 玉▲2五歩△同 玉▲2六飛△3五玉▲2五飛打△4四玉▲4五飛△5三玉▲4三飛成△6二玉▲7四桂△7一玉▲6二金△8一玉▲8三龍(下図)
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